もしも、今回のハワイ旅行が家族で行ける最後のバカンスになってしまったとしても後悔は何一つない旅になったと思う。一番良かった事は、もっと長生きする為に生活改善をしようと思ってくれた事。

どうしても最期にハワイに行きたい…。

その望みを叶えるために今回のハワイ旅行を計画をしました。

今回の旅行のプランは、典型的な高齢者疾患を患い歩行補助を必要とする段階の後期高齢者の行動を考えての計画。

ただし、後期高齢者を連れての海外旅行は現地で何か起きても対応できるように、同行者が相当旅慣れている事と英語が出来ることこの2点は最低限必要だと思われます。

後期高齢者が旅に出るのは簡単ではありませんが、しかし、人生の振り返りも含め、治療や生活改善に前向きになるので、もう無理だとは思わず、旅に出たいという意欲があれば、それをサポートして是非叶えて欲しいと思う。

ただし、旅行会社に相談すると、渡航中のもしもを考慮し、医者の診断書を出せと言うかも知れません。なので、個人的には旅行会社を通さず、個人手配にして、旅行中になにがあっても自己責任の元に、出発前から高齢者の体調管理や服用薬の服用時間のコントロールは必須。

当然ですが、無理だと思ったらキャンセル料と命は絶対に比較せず旅を取り止める事は大前提です。旅費がもったいないと思う人は、後期高齢者との海外旅行の計画すらすべきではないと思います。

参考までに、今回の旅のプランとその準備です。旅の具体的な事はまた別で書きます。

ちなみに、旅行医学会が何を推奨しているか、禁止しているか全く知りません!しかしながら、元旅行会社出身で、現在は、救急医療のフィールドにいるのは、日本広しと言っても、私くらいしかいないと思うので、そんな目線から後期高齢者の為の旅について考えてみたいと思います。

まず、何を忘れても、パスポートとお薬だけは絶対に忘れてはいけません。さらに、時差と薬の時間の調整も頭に入れておくべきポイントだと思います。

ここでは、旅の準備で大切なポイントを書いていきます。

お薬手帳に書かれている薬の英訳が準備の中で一番時間が掛かります。ですが、万が一に備えて、これは、準備しておいた方がよいです。

うちは、父が15種類、母が13種類の薬でしたので、その把握は半端なく大変でした。旅の準備として、ここ、時間を掛けても必ずやっておく大切な作業です。

また、ハワイと言っても米国です。日本のコンビニのように簡単にお手洗いを使わせてもらえるわけではありませんから、おトイレの事も考えておかなければなりません。普段、おトイレは自立して出来ていたとしても、紙パンツを用意してそれを使う事が恥ずかしい事ではなく、旅行中にトイレの事ばかり心配になって楽しめなかったら損だからと自尊心を傷付けないように考慮するのはとても大切だと思います。

更に、おトイレの不安から水分を取らないのはとっても危険な事ですから、おトイレの不安をどうやって解消させておくか、行程中に必ずトイレに寄れる場所を入れて、水分をしっかり取っても大丈夫なように、観光地のお出かけのプランをしておきましょう。それでも、おトイレが使えない事もありますから、紙パンツの準備は必須。

おトイレの場所分かって場所をその場で調べるのは簡単ではないので、同行者がその観光地を知っていること、これも、後期高齢者との旅に於いては必須条件かもしれません。

次に、飛行機の選び方の推奨です。

日本からホノルルの成田からのフライトは、夜、19:00頃〜22:00頃の出発。羽田空港からは、22:30頃〜24:00頃の出発。

可能であれば、夜 21:00〜22:00くらいのフライトがベターかなぁと感じています。それは、食事に合わせ、服用薬を飲ませるタイミングを図るためです。フライト前にちゃんと食事を済ませ、薬を飲ませ、機内に入ったら、就寝できるようにしておく。機内食は断る方が良いです。出されたら食べたくなるものですが、ここで食べさせすぎない、これ、大事です。また、遅すぎるフライトになると、出発前に無理をするので、体調管理の為に寝ても良いタイミングを図る、簡単に言えば幼児と同じですね。いつも眠くなる時間に合わせて寝られるようにしておくと体調管理をしやすいかも知れませんね。

ちなみに、ホノルル線は、ビジネスクラスが争奪戦です。機体が小さくなって座席数と少なくなっているからですが、ビジネスクラスを予定してる時は3ヶ月前までの予約をオススメします。

しかし、ビジネスクラスのシートは独立していますので、シートの操作が分からないと、起き上がるのが逆に大変です。隣の席から手を伸ばして補助する事はかなり困難です。シートベルトの確認も覗き込まないと難しいです。ビジネスクラスの場合は、まずは、シートの操作方法をしっかり教えてあげて、自分のペースでおトイレに立つ事ができるようにコントローラの操作をしっかり教えておく事を忘れずに。

次に、エコノミークラスの利用する際のアドバイスです。

高齢者はお手洗いが頻繁になるので、通路席や壁の前の席をリクエストしておくと良いです。事前座席指定が出来ないディスカウントチケットはオススメしません。

座席指定が出来るにしても、足が伸ばせる非常口座席は緊急時のお手伝いができる人を対象にしてますから、倫理的に非常口座席のリクエストは避けるべきです。

また、ホノルル線は壁前の席がベビー優先。あかちゃんだらけ路線なので、壁前はまずは無理かもしれませんが、それでも、お手洗いへの移動を考えたら壁前はベターです。もしくは、同伴者のすぐ後ろの座席を指定しておく事を強く勧めます。

何故、同伴者のすぐ後ろにしろというか?

お手洗いに立つ時にどうしても捕まらないとたてないからです。前の人のシートを掴むのは、休まれてる人にとって一番不愉快な行為です。ですから、同伴者のすぐ後ろか、または、壁前の席がベターなのです。

ここは余談ですが、航空会社も乳幼児を優先するのも本当にどうかと思うんですよね。ホノルル線の数時間のフライト、赤ちゃん、寝てるだけなんですよね…。飛行機代無料だし、起きたら抱っこすればいいだけなのに、壁前は赤ちゃん絶対優先ってのは、どう考えても理不尽だなぁと思ってます。

また、朝ご飯は、エコノミークラスだと、事前に軽食が配られるという事がありますが、夜の機内食からあまりインターバルがないので、食べたくないという事が起きてしまうので、夜の機内食は取らずに、搭乗前に食事を済ませ、到着前の軽食を取る。これは、薬の時間を大きく狂わせないようにするためにも重要です。ハワイ時間と日本との時差をうまく調整して薬を飲む事ができるようになりますので、ご参考までに。

ちなみに、ハワイの到着は、8:30〜10:00頃になりますので、街中に出て行くとお昼の時間になりますから、薬の飲み忘れをさせずに済むのです。

もちろん、服用している薬に寄って時間は違いますから、これが全てではないですが、薬の時間は食前、食後が一番多いので、代表的な感じとしてご参考にしてください。

次回は?!ホテルの選び方や観光地の事に触れてみたいと思います。