単純往復するとチケットが高過ぎたので、あえて、トランジットを噛ませて、その為の滞在だったのだけど、もったいないので、昔の仕事仲間に連絡をして、ロンドンの救急事情と日本の救急事情の意見交換をさせてもらった。

なんか泣けてきた。

やっぱり、20年は置いていかれてる…。何よりも、ITが遅れ過ぎてるというか、幕末の黒船ごとく、まぁ、あれだよね、こんなレベルのアプリで、スゲェだろー!的な人達が居ることが、もはや、ペリーはもう一度、来航すべきじゃね?って感じがした。

今の日本のレベル、相当、恥ずかしいと思う。行政が疎すぎるんだよね、本当…💧日本はAHAのビジネス戦略の影響も大きいのだろうけど、アメリカのビジネスモデルが信仰的に広まってるが、制度からしたら、やはり、欧州、特に、イギリス、ドイツを参考にする方が納得できるはずだ。

まぁ、直に制度の遅れを目の当たりにすると、日本がどこでおかしな方向に行ったかといえば、批判を回避する事がメインに制度設計されてる所にあることがよく分かってくる。

何も言われてないけど、批判が出たらどうするんだ!!!の目線が中心。然りとて、私が関わっている民間救命士の認定制度もその通りである。だから、きっと、発展しない、そんな気がする。

過剰に過剰を積み重ねて、それを正義のように、ボランティア精神で臨んできたのだろうから、まぁ、こうなるよね…。ビジネスとしてなり立てようという精度の目線が全くない。そりゃ、消防は行政なのだから当たり前だろ!的なお馬鹿さんがこの国を苦しめるのだとと思う。行政こそ、どうしたら収益が増えるか本気で考えろよ…と思えてしまう。

現在の姿はあくまでも過去の結果でしかない。結果を出せなかった老害を有識者として、昔ながらに立て続けている限り、この国の鎖国は終わることはない。

個人的には、凄くヒントを得ることが出来た。この知恵は鹿児島でならば、確実に、他国のレベルに追いつけると確信してる。鹿児島のプロジェクトは、トップの理事長がとても切れる方で、人としてだけでなく経営者としてもとても尊敬している。多分、直ぐに理解をしてもらえるはずだと思う。この分野の開国も薩摩からになるのかな…いや、させてみよう。

私が生きてるうちにやりたい事が明確になった。それは、プレホス制度の開国!!!

イギリスに立ち寄って良かった、すごくいい刺激をもらえたと思ってます。